編み物を中心にエストニアを見てきましたが、彼らが自国の伝統文化に大変な誇りを持っている事を感じました。 ソビエト占領下であっても自国の伝統を守り抜き、それが現在花開いています。 エストニアの編み方は、日本の物より糸も針も細く、大変な労力が必要です。北国の寒さに耐えるような国民性が、忍耐を必要とする編み物に象徴されている様に思えました。
黒 ゆきこさん
この旅行の同伴者は、ニット・デザイナーの黒 ゆきこさんです。 デザイナーとして、長い間活躍し、沢山の 作品集が発行されています。 編みぐるみの豚は、昨年の年賀状に使われていた彼女の作品です。
細かい模様の手袋は、講習会の時、クリスティに依頼しました。 手袋を編むのに、数か所の採寸をするのに驚きました。 現在は、手入れが簡単で、値段も安価な物が一般的ですが、沢山のデザインの中から選んだ、唯一無二の手袋が帰国後2か月程して到着しました。
出版された本の一部
編みぐるみの豚
オーダーメードの手袋